クレンジングは、日焼け止めやBBクリームなどの「油っぽい汚れ」や、毛穴につまりやすい汚れを落とすためのものです。
日焼け止めやBBクリームを塗った日の夜は、洗顔の前にクレンジングで落とす。何も塗らない人も、毛穴やザラつきが気になるなら、肌の状態に合わせて週に何回か使うのがおすすめです。
日焼け止めやBBクリームを使い始めると、「洗顔だけで落ちているのかな?」と気になりますよね。クレンジングは女性のメイク落としのイメージが強く、男性には関係ないと思っている人も多いです。
この記事では、クレンジングを使うタイミングと、初心者でも迷わない選び方・使い方をまとめました。
相談者さん
やまだ
相談者さんクレンジングとは?洗顔との違い
クレンジングは、日焼け止めやBBクリームなど、油をふくむ汚れを浮かせて落とすものです。油の汚れは水になじみにくいので、油になじむクレンジングで先に落とします。
洗顔料は、汗やほこり、皮脂(ひし=肌から出る油分)など、毎日つく汚れを落とすものです。役割がちがうので、塗った日は「クレンジング → 洗顔」の順に使います。
| クレンジング | 洗顔料 | |
|---|---|---|
| 落とすもの | 日焼け止め・BBクリーム・眉メイクなど | 汗・ほこり・皮脂など |
| 使う日 | 塗った日の夜+肌に合わせて週に何回か | 毎日(朝・夜) |
| 順番 | 先 | あと |
男にクレンジングは必要?使うタイミング
日焼け止めやBBクリームを塗った日は、毎回クレンジングを使います。次のどれかに当てはまる日は、洗顔だけでは落としきれないことがあります。
- BBクリームやコンシーラーを塗った
- 眉ペンシルやアイブロウパウダーを使った
- 「ウォータープルーフ」や「汗・水に強い」日焼け止めを塗った
- 日焼け止めに「専用のクレンジングで落としてください」と書いてある
1つでも当てはまる日は、クレンジングを使いましょう。落としきれずに残ると、肌荒れや毛穴づまりのもとになることがあります。
日焼け止めの落としやすさはメンズ日焼け止めの選び方とおすすめでも紹介しています。
何も塗らない日も、週に何回かがおすすめ
男性は皮脂が多く、古い角質(肌の表面のいらなくなった部分)と皮脂がまざった角栓が、毛穴につまりやすい肌です。洗顔だけでは落としきれない汚れもあるので、日焼け止めを塗らない人も、週に何回かはクレンジングを使うのがおすすめです。
洗顔・化粧水・乳液でケアしているのに肌がザラザラする人は、古い角質がたまっているのかもしれません。畑の土が固いと水がしみこみにくいように、肌の表面がごわついていると、化粧水や乳液のうるおい成分が角質層まで届きにくくなります。せっかく毎日ケアしているのに、もったいないですよね。
回数は、肌質やその日の肌の状態で変わります。次を目安に、肌の様子を見ながら調整してください。
| 肌の状態 | 回数の目安 |
|---|---|
| 皮脂が多い・テカりやすい | 肌の調子がよければ毎日でもOK |
| 毛穴の黒ずみ・ザラつきが気になる | やさしいタイプで週2〜3回 |
| 乾燥しやすい・敏感なとき | 少なめにして、ミルクなどやさしいタイプを。ヒリヒリする日はお休み |
使いすぎると、肌に必要なうるおいまで落として乾燥しやすくなります。つっぱる・赤くなるときは、回数を減らしてください。
クレンジングの種類
クレンジングにはいくつかの形があります。落とす力(洗浄力)と、肌へのやさしさのバランスがちがいます。
| 種類 | 落とす力 | 特徴 |
|---|---|---|
| オイル | ◎ | なじみが早い。落ちにくい日焼け止めやBBクリームに向く |
| バーム | ◎ | 固形で、肌にのせると体温でとけてオイルのようになる |
| ジェル | ○ | さっぱりした使い心地。洗顔料をかねたタイプもある |
| ミルク | △ | 肌にやさしめ。軽い日焼け止めくらいの日に |
「W洗顔不要(ダブル洗顔不要)」と書いてあるものは、クレンジングのあとに洗顔料を使わなくていいタイプです。手間を減らしたい人に向いています。
メンズクレンジングの選び方
合わせる
乾燥で選ぶ
ものを
1. 塗るものの「落ちにくさ」に合わせる
BBクリームや汗に強い日焼け止めを使うなら、オイルかバームが安心です。軽い日焼け止めだけなら、ジェルでも十分なことが多いです。
2. 肌タイプで選ぶ
自分の肌タイプが分からない人は、メンズスキンケアのやり方|初心者は何から始める?の見分け方を見てみてください。
3. 手間の少なさで選ぶ
面倒で続かないのがいちばんもったいないです。お風呂で使うなら「濡れた手OK」、洗顔まで1回ですませたいなら「W洗顔不要」や「クレンジング洗顔料」と書いてあるものを選びましょう。
クレンジングのやり方は5ステップ
ここではオイル・バームの使い方を紹介します。商品によって「乾いた手で使う」「濡れた手でもOK」などがちがうので、使う前にパッケージの説明も見てください。
- 手と顔をふいておく乾いた手で使うタイプは、水がつくと落ちにくくなります。
- 適量を手にとる量が少ないと、指で肌をこすりやすくなります。パッケージの量を目安にしてください。
- おでこ・鼻からなじませるTゾーン(おでこと鼻)から、ほお、あごへ。指の腹でくるくると、力を入れずに広げます。
- 少しの水で乳化させる(いちばん大事)手に少し水をつけて顔になじませ、白くにごるまでくるくるします。これを「乳化(にゅうか)」といいます。乳化させると汚れが水で流れやすくなり、肌に油が残りにくくなります。
- ぬるま湯ですすぐ生え際やあごの下も、ぬるぬるが残らないようにすすぎます。W洗顔不要でなければ、このあと洗顔料で洗います。
クレンジングでいちばん大事なのは、4の乳化です。乳化をとばしていきなり流すと、オイルや汚れが肌に残りやすくなります。白くにごって、指の動きが軽くなったら流すタイミングです。
なじませる時間は、1分くらいまでにしましょう。長くなでるほど、肌への負担が増えます。洗ったあとは、すぐに化粧水と乳液で保湿してください。
やってしまいがちなNG
- 乳化させずに、いきなり洗い流す
- 肌がつっぱる・赤くなっているのに、毎日クレンジングを続ける
- 落としたい気持ちで、ゴシゴシこする
- 熱いお湯で流す(肌がつっぱりやすくなる)
- すすぎが少なく、生え際やあごにぬるぬるが残っている
- クレンジングのあと、保湿をしない
メンズにおすすめのクレンジング3つ
ドラッグストアや通販で買いやすく、Amazonの評価が4以上のものや、専門誌のテストで評価が高かったものから選びました。
- メイク落としと洗顔料が1つになったジェル。BBクリームや日焼け止めを落とせる
- 泡立て不要で、ヒゲ剃りのときにも使える(電気シェーバーは不可)
- Amazonで評価4以上・過去1か月600点以上購入の表示(2026年10月時点)
こんな人にクレンジングと洗顔を分けるのが面倒な人。まずは手軽に始めたい人
※眉メイクは、ペンシル・パウダータイプのみ落とせます。価格・在庫・最新の商品情報は、各ショップやメーカーの公式サイトでご確認ください。
画像:楽天市場(Supported by Rakuten Developers)
- 炭と吸着泥を配合した、毛穴向けのクレンジングオイル
- 濡れた手やお風呂場でも使える(使ったあとは洗顔料で洗顔)
- Amazonのクレンジングオイル売れ筋5位の表示・評価4以上(2026年10月時点)
こんな人に鼻のザラつきやテカりが気になる人。お風呂でクレンジングしたい人
※黒いボトルの「ブラック&スムース」が毛穴向けのタイプです。価格・在庫・最新の商品情報は、各ショップやメーカーの公式サイトでご確認ください。
画像:楽天市場(Supported by Rakuten Developers)
- 酵素と炭を配合した、男性向けのクレンジング
- W洗顔不要・無香料。乾いた肌になじませて使う
- 雑誌『LDK the Beauty Men』のメンズクレンジングテストでA評価(2026年1月更新の記事)
こんな人に男性向けの商品を選びたい人。香りがないものがいい人
※黒いジェルなので、どこまで広げたか分かりやすいです。価格・在庫・最新の商品情報は、各ショップやメーカーの公式サイトでご確認ください。
画像:楽天市場(Supported by Rakuten Developers)
よくある質問
毎日クレンジングしてもいい?
毎日日焼け止めやBBクリームを塗るなら、毎日使ってOKです。何も塗らない人は、肌質や肌の状態に合わせて週に何回かが目安です。皮脂が多くて肌の調子がよければ、毎日でも問題ありません。つっぱる日は回数を減らしましょう。
朝もクレンジングは必要?
朝はいりません。寝ているあいだについた皮脂や汗は、洗顔料かぬるま湯で落とせます。朝と夜の流れはメンズスキンケアの順番は?にまとめています。
クレンジングシートでもいい?
出張や疲れた日など、ときどき使うのはOKです。ただ、シートは肌をなでるので、こすれやすいのが気になるところ。毎日使うなら、洗い流すタイプのほうが肌への負担は少なめです。
クレンジングで毛穴の黒ずみは取れる?
毛穴の汚れを落としやすくする助けにはなりますが、1回でなくなるものではありません。こすらずに続けることが大切です。なお、シミのように肌の色(メラニン)による茶色っぽい黒ずみは、クレンジングでは落とせません。毛穴のケアはメンズの毛穴ケアは?、鼻の角栓の取り方はメンズの角栓の取り方は?でくわしく紹介しています。
まとめ
・クレンジングは、日焼け止めやBBクリームなどの油っぽい汚れを落とすもの
・塗った日の夜は、洗顔の前に使う。何も塗らない人も、肌に合わせて週に何回かがおすすめ
・選ぶときは「塗るもの → 肌タイプ → 手間」の順に考える
・いちばん大事なのは乳化。こすらず、ぬるま湯でよくすすいで、すぐに保湿
相談者さん
やまだ